強引に外さないで!カラコンが取れない場合の対処法
簡単に瞳の印象を変えられることで人気のカラコンの人気は年々高まっています。カラコンを使う人が増えるとともに多くなっているのがカラコンがうまく取れないトラブルです。
最近のカラコンは品質の向上が進んでおり一昔前に比べるとずっと安全に着脱が可能です。しかし、どんなに性能が向上してもうまく取れないトラブルがなくなることはありません。無理に外そうとすると目を傷つけてしまう恐れがあります。落ち着けば必ず安全にカラコンを外せるのでまずは焦らず冷静に対処しましょう。今回は、カラコンが取れない時の対処法を紹介します。
無理して取るのは厳禁
カラコンがうまく取れないときに絶対にやってはいけないのが無視して強引に取り外そうとする行為です。
カラコンの着脱に力は必要ありません。
装着するときは瞳にそっと当てれば自然に吸着し、取り外すときも指に乗せるようにするだけで無理なく瞳から離れるのが本来の正しいカラコン着脱方法です。
しかし、何らかの理由でうまく取れなくなってしまうこともあります。瞳という繊細な部分でトラブルが起きればあせってしまうのも当然ですが、パニックになって無理して強引に取り外してはいけません。
カラコンは十分な安全性が確認された製品のみが販売されていますが強引に取ろうとして無理な力がかかれば事故が起きる可能性があります。
万が一瞳を傷つけるようなことがあれば一大事です。強く指を押し付けたり強引にずらしたりなど、力任せに無理して取るようなことだけは絶対にしないでください。
カラコンがズレてしまった場合
カラコンが取れないトラブルで多いのが位置がズレてしまって正しく取り外せないケースです。
瞳の中心に装着されているはずのカラコンが何らかの理由でズレてしまい行方不明になってしまうとカラコンがとれなくなってしまいます。
このケースではカラコンがどこにあるのか、位置を確認することがポイントです。
カラコンが外せない方の目のまぶたをゆっくり閉じて目に意識を集中し違和感がないか確認して下さい。
カラコンがずれていれば上下左右のどこかに違和感があるはずです。
カラコンが確認できたら鏡で再度位置を確かめてカラコンのある部分に目薬をさしましょう。
目薬の水分でカラコンが浮き上がり目の中で移動可能になります。
カラコンをまぶたの上からそっと押さえて固定します。その状態で黒目の方を動かして正しい位置にカラコンを装着し、正常に装着できたらいつもどおりの正しい手順で取り外せるようになります。
カラコンが張り付いてしまった場合
カラコンを装着したまま目が乾燥すると張り付いて取り外しにくくなることがあります。
このようなケースでは目に潤いを与えることで安全に取り外せるようになります。
しばらくまぶたを閉じていると瞳に涙の潤いが補給され瞳は正常な状態を取り戻します。
目の乾燥が軽度であればこれだけで安全に取り外せます。
しばらく目を閉じても張り付きが解消されないときは水に顔をつけて何度か瞬きをしたり目薬をさしてで水分を補給するとうまく取り外せます。
乾燥して目に張り付いた状態で強引にカラコンを外すのは非常に危険です。
最悪の場合角膜を傷つけて視力に影響を及ぼすおそれがあるので絶対に無理やり取り外さないでください。
まとめ
カラコンが取れないとあせってしまうものですがきちんと対処すれば安全に取り外せます。
目の健康のためにも絶対に無理に外すことだけはしないでください。